フジコ・ヘミング with N響メンバーによる室内オーケストラ
2022/1/9 SUN
16:00開場/17:00開演
※この公演は2021年5月8日の振替公演です。
※2021年5月8日のチケットをお持ちのお客様はそのままのお席で鑑賞いただけます。
※開演時間が変更されていますのでご注意ください。
- HALL

~ 魂のピアニスト フジコ・ヘミング と N響メンバーによる華麗なる共演 ~
ますます深みを増していく“魂のピアニスト”フジコ・ヘミングとNHK交響楽団のメンバーがお届けする華やかなステージ。「人生そのもの」と称される彼女の音楽は多くの聴衆を魅了し、音楽の深淵へと誘います。本公演では、もはや彼女の代名詞となったリスト「ラ・カンパネラ」はもちろん、オーケストラが紡ぎ出す名曲の数々を、余すところなくお楽しみいただきます。他では聞くことのできない唯一無二の人生の音色にご期待ください。【予定曲目】
ヴィヴァルディ:四季
リスト:ラ・カンパネラ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調K.467
※止むを得ない事情により曲目・曲順が変更となる場合がございます。

©Fuzjko Hemming
イングリッド・フジコ・ヘミング
スウェーデン人画家・建築家の父と、日本人ピアニストの母の間にベルリンで生まれる。母の手ほどきでピアノを始め、10歳でレオニード・クロイツァーに師事。クロイツァーは「彼女はいまに世界中の人々を感激させるピアニストになるだろう」と予言をしていた。東京芸大を経て、文化放送音楽賞・NHK毎日コンクール受賞、その後、ベルリン高等音楽学校に1位で入学、ウィーンでパウル・バドゥラ=スコダに師事。ブルーノ・マデルナ、レナード・バーンスタイン、チェルカウスキー、マガロフ等多くのクラシック界の権威にその才能を認められて支持を獲得し、コンサートを行っていたが、聴力を失うアクシデントに遭遇。1999年、リサイタルとテレビのドキュメント番組が大反響を呼び、デビューCD“奇蹟のカンパネラ”他をリリースし、クラシック界異例の売上で日本ゴールド・ディスク大賞、クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを4回受賞した。その稀有な半生をフジTV系列にて菅野美穂の主演でドラマ化され、高視聴率を獲得し、人気を不動のものにした。モスクワ・フィル、ロイヤル・フィルなど世界各地の著名オーケストラと共演。彼女と共演したミッシャ・マイスキーは「あなたの芸術を賞賛します」と形容している他、共演した多くのアーティスト達が絶賛している。毎年多くのチャリティ・コンサートを行っている他、大の動物愛護者であり、ドイツでは彼女の名を冠した動物保護団体もできている。
©Hori Mamoru
コンサートマスター:永峰高志
NHK交響楽団の歴史は、1926年に結成された新交響楽団に遡る。その後、日本交響楽団の名称を経て、1951年にNHK交響楽団と改称。この間、ドイツからジョセフ・ローゼンストックを専任指揮者として迎え、以来、今日に至るまで、ヘルベルト・フォン・カラヤン、エルネスト・アンセルメ、ヨーゼフ・カイルベルト、ロヴロ・フォン・マタチッチ、イーゴリ・ストラヴィンスキーなど世界一流の指揮者を次々と招聘、また、話題のソリストたちと共演し、数多の歴史的名演を残している。
現在54回の定期演奏会を含む年間120 回の公演を行っており、1960 年以来数多くの海外公演も実施している。その演奏は、NHKのテレビ、FM放送で日本全国に放送されるとともに、国際放送を通じて欧米やアジアにも紹介され、その活動ぶりと演奏は国際的にも高い評価を得ている。
楽員による室内楽活動も活発で、永峰高志がコンサートマスターを務める室内オーケストラは、質・人気共にトップクラスの水準を誇っている。